なぜ本を読むのか?【百冊で耕す】近藤 康太郎

本を読む理由は何か?

著者の考える「本を読む理由」がいくつか示される。

個人的に好きな理由がこれ。

本を読むのは、結局、ずれるためだ。

世界を疑う。ばっくれる。生まれた時代、家庭の環境なんか、関係ねえ。過去の自分から自由になる。マジになる。ガチでやる。人には冷笑させておけ。自分の可能性を縛らない。

ズレてる方がいい。

人と同じことは、つまらない。

電車ではほとんどの人がスマホをいじってる。

そこで自分もスマホをいじったら、退屈な景色に同化してしまう。

分からないからこそ読む。

国語苦手だし、読んでも難しくてよく分からない。

なのに古典なんてとても・・・

文章は、基本的に分からないものだ。分からない本を読まないで、むしろどうする。自分の知らないことを、知る。自分になかった視点を得ようとする。だから、本は難しくてあたりまえ。

分からなくて、当たり前なんだ。

自分の知らないことなんだから、分かるわけがない。

新しい視点を得るとはそういうことだ。

古典が何の役に立つの?

ビジネス書ならまだ役に立つかもしれない。

でも、古典なんて何の役に立つの?

いまの自分に、なんの役に立つのかと、こしゃくなことは考えない。信じ切る。馬鹿になって、リストにしたがって、単に目を動かす。

Chat-GPTだの言っている時代に古典を読む。

それだけで、自然と周りとズレていくと言う。

他と違う雰囲気が滲み出てくるらしい。

まとめ

読書に対する考え方が変わる。

古典を読んでみようという気持ちになってしまう。

今までの価値観が変わってしまう、パワーがある本。

私は、巻末に紹介されている古典から始めてみます。